毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。 今週はベトナム人スタッフのMomochanより、「年末の思い出深いダラット旅行」の話です。

昨年の年末、私はダラットを訪れました。花の都として知られ、旅行好きの方なら一度は耳にしたことがある場所ではないでしょうか。私にとってこの旅は、ただのリゾート旅行ではなく、多くの思い出と体験をもたらしてくれた特別な時間でした。もしまたダラットに行ける機会があれば、今回ご紹介するスポットにはもう一度必ず訪れたいと思っています。
私は11月にダラットへ行きました。ちょうど季節の変わり目で、空気が冷たくなり始める頃でした。夜10時発のフーンチャン(Phương Trang)という寝台バスを利用し、チケット代は約270,000ドン(約1,600円)でした。バスの中で一晩眠った後、朝6時にダラットに到着しました。最初に感じたのは、ひんやりとして澄んだ空気でした。タクシーでホテルに行き、荷物を預けてから、ダラットらしい朝ごはんで一日をスタートしました。
ダラットの朝ごはんといえば、やっぱりバインミー・シュウマイは欠かせません。「バインミー・シューマイ」というシンプルな名前のこの料理が、なぜこんなにも有名なのか、最初は不思議に思っていました。しかし、実際に食べてみてその理由がよく分かりました。サクサクパンを、肉団子の入った温かいスープに浸して食べるのですが、スープはほんのり甘くて優しい味でした。パパイヤの千切りや香草が加わることで、素朴ながらも心に残る味わいに仕上がっています。寒い朝に食べると、その美味しさが一層引き立ちます。

📍 住所: ダラット市Thông Thiên Học 通り1番地 💰 価格: シューマイ(肉団子)1杯 20,000ドン(約120円)※パンやハムは別料金
朝ごはんのあと、スアンフーン湖をのんびり一周して、朝のさわやかな空気を満喫しました。 そのあと、前から楽しみにしていたいちご農園へ向かいました。新鮮ないちごを自分の手で摘む体験ができるのを、とても楽しみにしていました。私が選んだいちご農園はBerry Valley 3というところで、広い敷地に韓国いちごと日本いちごの2種類の品種が栽培されています。いちごが大好きなので、私はどちらの品種も摘むことにしました。入場料は無料ですが、いちご狩りをする際には、自分が摘みたい種類のいちごを選び、摘んだいちごの重さに応じて料金がかかります。ビニールハウスで栽培されているため、とても清潔で、見やすくて収穫もしやすい環境でした。
韓国産と日本産のいちごはどちらもみずみずしくて美しく、見た目もとても魅力的です。ただ、大きさに関しては、日本産のいちごの方が少し大きめです。この農園は時間制限がなく、園内を自由に歩き回って、自分の気に入ったいちごを選んで摘むことができます。収穫後はその場で新鮮ないちごを食べることもできます。韓国いちごは酸味と甘みのバランスが良く、日本いちごは甘さと芳醇な香りが特徴です。試食した後、私は日本いちごをお土産として家族に買って帰ることにしました。ここでは、ダラットの特産品もたくさん販売されていて、お土産として持ち帰るのにぴったりです。短い体験でしたが、まるでいちご農家になったような、素朴で楽しい時間でした。

📍 住所: ダラット市Châu Văn Liêm 通り 💰 入場料: 無料 💰 いちご価格: 韓国いちご 300,000ドン/kg(約1,800円)|日本いちご 500,000ドン/kg(約3,000円)
いちごを摘んだ後、私はホテルに戻って軽く食事をし、少し休憩することにしました。午後はカフェで景色を楽しみながら写真を撮る予定です。
ダラットには美しいカフェがたくさんありますが、私が選んだのは宿泊先から近かったタイホー・カフェというお店でした。SNSで見た写真も素敵でしたが、実際に訪れてみるとその美しさにさらに驚かされました。お店は少し低い位置にあるため、バイクでの移動がおすすめです。
ここで最も印象に残ったのは、色とりどりの花が咲き誇る美しい庭園と、広々として清々しいカフェの空間です。地元の花から輸入の花まで丁寧に手入れされていて、まるで花の楽園のようでした。そのため、多くの人がこのカフェを訪れます。美しい写真を撮ったり、夕日や朝日を眺めたりしたいなら、昼間に行くのがおすすめです。夜は気温がかなり下がるため、お客さんは少なめになります。ドリンクはどれも飲みやすく、派手すぎないシンプルな味わいが心地よかったです。自然に囲まれながら、静かなひとときを過ごすにはぴったりの場所だと思います。

📍 住所: ダラット市Hùng Vương通り108番地 💰 ドリンク価格: 60,000〜100,000ドン(約360〜600円)
他にも紹介したい場所や可愛い食堂、心に残る体験はたくさんありますが、今回はこのあたりで。もしダラットに興味がある方や、もっと情報が知りたい方がいらっしゃったら、ぜひコメントしてくださいね!ベトナムの魅力を、もっと多くの方に伝えられたら嬉しいです。
photo by Momochan —————————— 今回は、ここまでです。 最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。 今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。 |